脚力と腰痛

先日タレントの関根勉さんが以前より腰痛がひどく、病

院へ行ったところ、太ももの筋力が落ちてきたため、脚

で支えきれなくなり、よって腰への負担が掛り腰痛を引

き起ているとお医者様より言われたそうです。

 

そのお医者様曰く、「太ももが支店で腰が本店だとして

支店で何かトラブルがあっても、全て支店で処理をし、

決して本店にまで持ってこないようにして下さい」との

ことで、なるほど!!と大変ユニークで解りやすい説明に感心しましたが、腰痛にも様々な原因があるのでしょうが、やはり筋力をつけることが大切なようです。

 

脚の筋力をつけるためにスクワットを始めた関根さんは、酔拳がお好きなため、それを真似てやろうと決め、背筋を真っ直ぐ下ろし、膝は直角にしてつま先より出ないようにし、両腕を胸まで垂直にあげ、両手は包み込むように内側に入れ、そのまま静止するというかなりきついものですが、最初の頃は壁を使い、それでもすぐに脚がぷるぷるしていたそうですが、今では壁も使わず長い時間できるようになり、腰痛もすっかり治ったそうです。

 

腰痛の原因によっては逆効果の場合もあるかと思いますが、関根さんのように脚力の低下からくる場合は、やはり筋力をつけることが改善法となるようです。

 

今週伺った札幌での社員研修の終了後にも、普段パンプスを履き、かなりの量を歩いているのに、レッスンを受けると脚力のないことに驚いたとお話をされ、脚の形も以前は真っ直ぐに伸びていたのに、最近は外側にお肉がついて形が変わってきているという方も何人かいらっしゃり、重心のかけかたや筋力の低下や歩き方にも原因があるようです。

 

教室や企業様でのレッスンで毎回必ず行う「足上げ」は太ももの力で上げるため、脚力も付き、綺麗な歩き方へと繋がります。

 

以前ブログで書かせていただいた、木下大サーカスの千葉さんは、毎日腹筋、背筋をして鍛えているそうですが、動きを大きくすると男性のようなムキムキの筋肉になるため、動きを小さくすることで、しなやかな女性らしい身体になるそうです。

 

いずれも辛そうなものですが、どの部分も年齢とともに筋力が落ちて行き、どんどん固くなって行くのがわかる年齢になった私も、何かしらささいなことでも日々やっておこうと思う、今日この頃です。