教わる

先月教室で、冬の間のレッスン日に1度も吹雪の

日が無く、良かったですね!と話していましたが

考えてみると、マナーの受講日も1度も吹雪の日

が無く終えることができましたが、マナーの受講

は終了後も受ける事ができるため、4月からのス

タート日となった先週土曜日に再受講しようと思

っていたら、朝、窓の外は雪・・・。

 

せっかく暖かい日が続き、一気に雪解けが進んで

おり、春を迎えたような気分でいたのに、しかも

風も強く、雪も降っているなんてと、心が揺れま

したが、気を取り直し、受講へと。

 

初めてお会いした、笑顔が輝くようなお若い女性がおり、中国からの留学生だそうで、流暢な日本語を話され、聞くと中国ですでに日本語を勉強されてから来日したそうで、テキストにも、とてもきれいな日本語を、漢字も交えて書かれていましたが、読めない漢字を、ちゃんと「なんと読むのですか?」とすぐに聞き、言葉づかいについての時には、初めて聞くであろう言葉が並び、「当社」「弊社」「手前ども」「私ども」や「致しかねます」「できかねます」など同じような意味を持つ言葉が沢山並び、その使い分けや意味などは、他国の方には大変難しいものと思われますが、「質問です!」と元気よく手を上げ、TVのドラマでよく使っているその言葉が正しいのでしょうか?との事でしたが、詳しい設定などがよくわからないため、なんとも言えませんが、彼女が疑問に思ったように、その使い方はおかしいのかもしれないですね、となりましたが、恐らく同じシーンを私が見ても、何の疑問を持つ事もなく終わってしまい、一同「なるほど!言われてみれば!」と感心しきり!!

 

日本の感想を、「日本人は本当に良く働く。中国人には、真似ができない」と言ってくれましたが、今札幌での就職を希望し、就活中だそうですが、日本の印象が、そして札幌での生活が、どうか実り多き、良きものとなりますように*・。*

 

普通科コースを終え「お気をつけて」と言葉をかけると、「お疲れ様でした」とまた輝くような笑顔で去って行く姿を見送りながら、「やっぱり今日来てよかった!!」と多くを教わった時間となりました。