何度も

今年もついに師走となりましたが、毎日驚くほど寒

いですね!

 

先月末、椿 武愛子先生が行う「マナー研修」にて

ウォーキングを担当させていただきました。

 

ホテルとあって、お着物の方もいらっしゃいました

最初のホワイトボードでの説明を終え、いよいよ実技

となりまして、お二人ずつ歩くことに。

 

最初に立った女性はパンプスでの歩き方となりますが、

始めようとした時の立ち姿を見て「歩く前に、まずは

姿勢 を直さなくてはいけませんね」となりましたが、

通常は姿勢のチェックや直し方から始めるのですが、

お時間の関係で、ウォーキングのみとなるため口頭でお伝えしましたが、改めて姿勢の大切さを感じます。

 

次は男性となりましたが、おひとりは、16年前の入社時にウォーキングを習ったことがあるそうですが、最初は緊張のせいか固い歩き方だったものの、ほどなくして綺麗な歩き方となり、最後はお手本のように美しく、ご本人も「とても懐かしかった」とおっしゃっていましたが、ちゃんと身体が覚えており、今回受けることができなかった男性のお手本となっていただくよう、お願いしました。

 

そして、お着物の方達へとなりましたが、日々お着物をお召しになっていても、以外と歩き方はご存じないもので、考えてみますと、歩き方自体を習うことがほとんどないので、当然のことなのかもしれませんね。

 

実際に歩きながら説明をし、私の後ろから同じように歩いていただくと、皆さんすぐにコツをつかんでくださいましたが、お若い女性の歩き方がみるみる美しくかわり、お手本のようになり、こちらもご参加いただけなかった方のお手本となっていただくようお願いしました。

 

1時間半という時間の中、「もう少しよくなるよう頑張りましょう!」と言っては続け、「とても良いので、このまま続けましょう!」と言っては続け、いずれにしても何度も繰り返し行いましたが、途中脚力の弱い方がとても気になり、脚力のつけ方を話していると、何故かとってもなまってしまった言葉があり、自分でもおかしくて「今すごくなまってましたよね~!」ともう一度なまって言うと、大爆笑!

 

しっかり笑いもとり、和やかに終了。

 

時々はこういった時間をご自分達で作り、継続してほしいと告げると、責任者様も「他の人にもしっかりと伝え、これで終わらないように!」とおっしゃり、安堵。

 

そしてその後は、「お客様とすれ違った時の挨拶の仕方」を椿先生がご指導なさり、皆さんが行っているのをニコニコ笑顔で眺めていると、全員終了後に「では、これから私と佐伯先生とでやってみます」と突然のご指名。

 

皆さんの視線を感じながら行い、ホッとしたのもつかの間で、「では向きを変えてもう一度やります」となり2回行いましたが、ウォーキングのレッスンでも同じだったように、何度も繰り返すといったことが、やはり大切になるのでしょうか。